今日はやっと天気が良くなり、久しぶりに娘と動物園へ。

はじめてのベビーカーなしで、娘はトラムも乗らず、上り坂を一人でどんどん歩いてくれました。

目標にしていた帰りはゴンドラにも持って帰れて、時間は長くはなかったけど、とても二人的には満足していました。

帰りのゴンドラで一緒になったのが、小学生ぐらいの女の子。お父さんかお兄さんか微妙なところの男性と一緒に動物園に行っていた様子。

私たちが日本人であることに気がついたのか、男性から日本語話せば?と言われている。

ゴンドラ降りると、駅まで向かう途中にこっちから話しかけた。

私「お母さん日本人なの?」と

女の子「お父さんが日本人。」

私「てっきりこの方お父さんかと…」

男「この子の先生です」

女の子「お父さんは日本なの」

私「お仕事で日本行ってるんだ」

女の子「お父さん仕事してない」

なんか私余計なこと言ったのかも…。と思いながら方向が一緒なのでそのまま一緒に帰る。

金曜日の午後だったけど、明日の土曜日はチャイニーズニューイヤーを連休にするための登校しなければならない日。

女の子「明日は学校行かないの。来週の月曜日も火曜日も。学校が嫌なの。」

学校行かなくてもいいんじゃない?行きたくなったら行けばいいやん。

って返したんだけれども…。

これは私の本心だけど、台湾でどうなんだろうなぁ。って思った。

母親はもちろん働いてるだろうし、学校行かなければ誰がこの子を見るんだとか問題になって、親は絶対に学校行かせたい訳で…。

なんて心の中で考える。

学校行きたくない理由はなんだったんだろう。

お父さんの事と関係あるんじゃないかな…。と思ってみたり。

「お父さんは怖いけど、良く怒るけど、いないのは寂しい。お父さんに会いたい。」

って言ってたしな。

先生の上に座って先生と手遊び始めたり、先生にとても甘えている様子。

今の彼女にとって、唯一の救いはこの先生なのかもしれないな。

そんな事を考えながら、彼女たちが降りる駅に着いたので、「很高興認識妳」とだけ言って別れた。

私は考え込んで鬱っぽくなる事とか、自身喪失とかあって、いつも娘が逆に慰めてる時があるんですよね。

ずっとどうにかしなきゃって足掻いてた。

今日、あの女の子に出会って、大人たちって、考えているようで、考えれてないし、一個人として尊重しきれてない。と気づかされた。

私の自身喪失とか娘にとってはどうでもいい事。

子どもと向き合うって、もっと単純な事かも。って。

彼女に出会ったおかげで、なんか整理がついた。

足掻いてはずが、足掻いてなくて、とっても心が軽くなって、笑ってる。

娘にニコニコしよって言われてない。

ちゃんとイライラせずに娘に話をしてる。

これでいいんだなって。

イライラしないようにする子育てとか読んで実践してもイライラ。(笑)

娘やあの女の子みたい、こんなにちっさい子たちが大人のために悩んでるすがた見る方が胸が痛い。

だったら隠したり、騙したりせず、ありのままを語る事もいいかもしれない。

そして、私も娘の立場になって考えよう。

大人は大きく包み込んであげるもの。

そこだけ忘れないようにしよう。


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