うちの主人はオタクなので、ファッションなどもちろんのこと無頓着。
なんなら、頑張れば、頑張るほどやばくなるタイプです。その昔、デートの時にきてきた服がびっくりするぐらいダサくて、帰りたくなった事もあります。台湾で、台湾人だったから、それも許せて、今に至っています。
主人の服装の好みはもちろん保守的な感じで、女子は髪が長いのがいい。という人。
アフロにしたい。と申し出たところ、即答で却下。
理由は可愛くない。
前編にあったあの熱い気持ちをぶつけてみても受け入れてもらえず。
最後に主人が言ったのが、「いくらお金がかかってもいいから、ヅラにしてくれ。」と。100万円かかってもヅラというので、しょうがないのでヅラを探すことにしました。
日本のサイトですが、アメリカの黒人さんたち御用達のメーカーを取り扱っているというところで、これを購入したわけです。
主人もめっちゃ似合ってるし、かっこいいね!とでも、パーマはだめ。。。。。
この9日間。アフロ体験でいろんなこと学んだ気がします。
- 顔見知りの人は、似合ってるね!と声をかけてくれたり。
- 知らない人の目線が意味なく集まる
- 頭がでかくて、人を攻撃するもしくは、視界を邪魔する。
- 本物だろうと思われる黒人さんの前を通る時、なぜかとても恥ずかしい気持ちになる。
- 娘の同級生に会った時、いつもは元気に〇〇ママ!!って声をかけてくれるのに、完全にフリーズして、怯えていた。
- 子どもはよくあの人の髪型綺麗だね!とお母さんに話しているが、お母さんは関わりたくないのだろう。返事が素っ気なく、小声である。
- 娘が絶賛、アフロ支持。
似合ってるよ!とか声をかけてくれても、私は所詮ヅラを被っているんだ。という心があって、なんか心から喜べない。
きっと、○ゲの方で被ってらっしゃる人の葛藤と似ているかもしれない。(知らんけど。)
おしゃれで楽しんでいると割り切ると、ファッションとしてアフロ最高にかっこいいし、今回買ったヅラも最高によかったって思ってる。
でも、黒人少女に憧れる私としては、やっぱり地毛アフロは捨てられない。。。。
60歳ぐらいで女性として振り切ってるぐらいでアフロとかやったら、主人も諦めるだろうか。
今後毎晩、主人の枕元で「アフロ最高」と呟き続けたら何か変わるだろうか。